« 新戦力投入! | メイン | Mac bookにWindows Vista βを入れようとした結末 »
組織における情報の公開とか非公開とか
もちろん、全てを公開するというのは非現実的だけど、原則公開で一部非公開ならなんとか可能だと思う。そこで、非公開を統制付きで行なったらどうだろうか。
つまり、下っぱには議事録やチャットを非公開にする権限がない。業務遂行上どうしても隠さなきゃなんないことは出てくるけど、そういう時は上司の決済をもらわないと非公開にできない。
というのは結構、非現実的。引用先のタイトルでも触れられているけど、会社が情報を公開する/非公開にするという判断はまさしく経営的な判断だ。なぜならそれは事業戦略に直結するから。
で、どうして非現実的かと言うと、端的に「そんな経営判断を下っ端にやらせていいの?」って事が大いに疑問なのです。下っ端は「原則公開、非公開には承認が必要」となったら、まず承認を取って非公開にすべきかどうかを"自分で判断"しないといけない。
極端な例を出そう。自社でまったくの新しい技術・製品を開発しているとする。その設計情報、製品情報、プロモーション展開のプラン等はもちろん会社としての情報資産となる。さて、ここでまず現場のエンジニアが「この情報は非公開にすべきかどうか」という経営判断を入れるわけだ。このエンジニアが「非公開にしよう!」と決めたときに限って初めて、上長の承認ということになる。まかり間違ってこのエンジニアが「全部公開しちまえー」って判断をしたら、製品開発中からすべての情報はだだ漏れだ。事業戦略もくそもない。
パラダイムシフトどころの騒ぎではない。これまでの、トップがビジョン・戦略を策定・提示し、従業員がそれを共有し事業を進めるといった組織形態が成り立たなくなる。組織の隅々に至るまで経営判断が求められ、それぞれがスタンドアローンに判断する事を求められたら、息苦しい、やりづらい会社になるだろうなぁと思う。
積極的に公開するという姿勢は大事だけど、情報の公開/非公開は事業戦略に直結するので、やはりトップが示すべき。重要なのは、その「どの情報を公開しどの情報を非公開とするか」という指針を公開することじゃないかなぁ。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://eclipse-moon.net/mt/mt-tb.cgi/7


コメントを投稿