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求められているのはむしろ赤魔導師である

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を受けてのエントリーだけれども。せっかくなので、マジレスするよ。

・・・いつも思うんだけれど、プログラマのキャリアパスの先にプロマネを置くのは、FFで例えたら

「戦士からナイトを経て最終的には黒魔導師を目指してください」

と言ってるようなもんだと思うんだけどな。最終的に力が不要になる職目指すなら最初から知性とMPの上がる職やらせろよ。

Scott’s scribble - 雑記 : 詳細記事の方が酷いってのは救いが無いな。

正確に言うとちょっと違う。敢えて例えるなら「赤魔導師」あたりです。

プロマネだからと言って、システムの事なんて門外漢ですよわからんちん!な人がプロジェクトを取り仕切ったりした日には、大概良くない結果が待ってる訳で。プロジェクトを回す力に加えて、システムに関してもある程度の知識が要求される、それがシステム開発のプロマネだと思ってますけどね。その為には、やっぱり開発の経験が必要になる。

まぁ、あるべき姿としては、戦士から赤魔導師へと進むのが流れ的には自然で、ナイトまで行ってしまうのはオーバースキルだとは思うけど。

西垣氏は「数として欲しいのは,金融システムなど企業の大型システムに従事する人間。こういった領域では,個人の能力よりは業務ノウハウが重要。プログラマとして優秀であっても,業務を理解しないと,よいシステムができない。技術だけを評価して処遇することは企業としては難しい」と答えた。「天才プログラマのように技術を極めるのであればそれを生かす道に行くべきであって,企業に入って大型システムを開発するのはもったいないか向いてない」(西垣氏)

これは本当に「えぇ!?」と思った。優秀な技術者は要らないと明言しちゃってんだもの。

Scott’s scribble - 雑記 : 詳細記事の方が酷いってのは救いが無いな。

俗に言われている「プログラマによって生産性は10倍違う」っていうのは、業務システムの開発においてはほとんど当てはまりません。なぜなら、システム開発全体のフローの中では、「プログラム設計からコーディング」以外の部分がボトルネックになることがほとんどだから。また、独創的なプログラムを造る事より、決まり切った定型処理を量産する力の方が求められます。

実際問題として、スタープログラマが業務システム開発(いわゆるエンタープライズ分野)で生産性を発揮できる局面ってほとんど無いんですよ。ハッキリ言って、そんなすごい腕を持った人ならそれを発揮できる分野、それこそベンチャー企業でコンシューマ向けのWebサービスを造って世界を革命するんだ!みたいな方向で頑張った方がいいでしょう。そう言う意味で西垣氏の言葉は、"非常に残念だが"正しい。

日本のIT業界、特にここで言われてるエンタープライズの分野って、言うならばFF4の磁力の洞窟みたいなもんなんです。ミスリル装備でガッチリ固めた(=プログラマスキルを磨いた)としても、周りから受ける磁力(=プロジェクトを進める上での様々な困難)が邪魔をして、力を発揮できないのです。装備を固めれば固めるほど身動きが取れなくなる。だからこそ、赤魔導師が求められる。時に磁力の洞窟に迷い込んだとしても、タフな体で耐えつつ魔法でいなす。俺は生粋の戦士として生きていくんだ!っていう人は、間違ってもこういう場所に近づいてはいけないのです。

自分の闘うべき場所を見極めろっていう、これって、これからIT業界に進もうと考えてる人にとって、とても有用な言葉だと思うけどね。

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