前回の続き。『はじめる!Rails3(1)』(黒田努 著 / 達人出版会)をRails 3.1で読む場合のポイントについて。
7.3 スタイルシートの作成
書籍では public/stylesheets に tasks.css を作成するように記述されているが、これも前回の画像ファイルと同じで assets/stylesheets に配置する。また、tasks.css を自分で作成するのではなく、既に用意されている tasks.css.scss に記述する。
scss (Sassy CSS)は、CSSの文法に限りなく近づけつつ新たな文法を導入して拡張したもの。Rails 3.1から標準で入った。
CSSと互換性があるため、書籍の記述の通りに
table.tasks { width: 560px; margin: 5px auto; background-color: #eee; border-collapse: collapse; border-spacing: 0; } table.tasks tr { border: solid 1px #ccc; } table.tasks td { padding: 5px; } table.tasks col.name { width: 320px; } table.tasks col.due_date { background-color: #ddd; }
とも書けるが、次のように書く事もできる。
table.tasks { width: 560px; margin: 5px auto; background-color: #eee; border-collapse: collapse; border-spacing: 0; tr { border: solid 1px #ccc; } td { padding: 5px; } col.name { width: 320px; } col.due_date { background-color: #ddd; } }
table.tasksの中にネストする事で冗長な記述を省略でき、少しスッキリする。
ここまでのポイントで、Rails 3.1を使用した場合もとりあえずエラーが出ずに進められるはず。